学童保育とは 内容・料金・今後の待機児童への補充対策

学童保育とは 内容・料金・今後の待機児童への補充対策

学童保育とは 申請方法 利用料金 待機児童

学童保育(放課後児童クラブ)の内容と利用料金、今後の待機児童への補充対策についてここではまとめています。

 

学童保育とは

共働き家庭など留守家庭の小学校に就学している児童に対して、学校の余裕教室や児童館、公民館などで、放課後等に適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る目的で作られました。

 

共働き・一人親の小学生の放課後(土曜日、春・夏・冬休み等の学校休業中は一日)の生活を継続的に保障することを通して、親の仕事と子育ての両立支援を保障することが役割です。

 

学童保育は地域によって呼び方は違います。政府は放課後児童クラブといっています。

 

利用可能年齢

小学1年生〜小学6年生
平成27年から小学校3年生まで→小学校6年生まで対象となりました。

 

どのくらい数があってどのくらいの人が利用しているの?

平成29年5月時点での調査

 

  • クラブ数 24,573か所(参考:全国の小学校19,628校)
  • 登録児童数 1,171,162人
  • 利用できなかった児童数(待機児童数) 17,170人

 

(平成30年1月に発表された放課後児童学童クラブの厚生労働省の資料より このサイトのデータはこの資料に基づいています。)

 

学童保育の利用料金はどのくらい?

実は学童保育の利用料はさまざまです。分かりやすい表があるのでみてください。

学童保育 利用料金 比較

 

一月あたり4000円から6000円が一番多く
次に、6000円から8000円が多くなっています。

 

学校が終わった後、親が不在時に安心して預けれる金額と考えるとこのぐらいが妥当でしょうね。

 

利用方法・申請方法

お住まいの学童によって違うので入りたい学童(市区役所等)に聞いてみましょう。
申請書を出す必要があります。
後は働いているか調べる為に、就労(就労内定)証明書(兼自営業状況申告書)を出す必要があるところも多いです。

 

待機児童問題と今後の対策

 

今入りたくても入れない学童保育の待機児童は17170人います(2017年5月時点)。
今後、学童保育、5年で30万人拡充へすることが決まりました!
新プランで受け皿を整備していくとのことです。

 

加藤勝信厚生労働相は1日の閣議後会見で、共働き家庭などの小学生を放課後に預かる放課後児童クラブ(学童保育)について、2019年度から23年度末までに定員約30万人分の受け皿を新たにつくると発表した。

 

 今夏までに、学童保育の質の向上も含めた新プランを策定する。

 

 学童保育を希望しても利用できない待機児童は17年5月1日時点で1万7170人。働く女性が増加する中、子どもの放課後の預け先がなくなり、親がフルタイムで働けなくなる「小1の壁」の解消が課題になっている。政府は18年度末までに122万人分の受け皿の確保を目指しているが、さらなる定員の拡大が必要になると判断した。

 

 加藤厚労相は「新たなプランを策定し、(学童保育の)量、質の向上につなげていきたい」と述べた。 
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000057-jij-pol

 

来年から5年の間に新たに30万人も受け皿がふえるとなると待機児童の問題も解決されますね。
今後詳しく決まり次第追記します。


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